日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会
ワークショップNo.28 第3回研究会プログラム

1. 日 時: 2008年6月20日(金)10:00 〜 17:00

2. 場 所: キャンパスイノベーションセンター東京 多目的室1
(〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6, http://cic-hp.zam.go.jp/)

3. 研究会

3-1. デプロパナイザーの運転ポリシーの解説(10:00〜11:00) 鈴木剛 氏(TEC)
[概要] デプロパナイザーの運転ポリシーについて詳しく説明する。また、計装点を増やすなどのモデル変更をおこなったので、その内容について報告する。

3-2. プラントの異常伝搬図に基づくアラーム信号選択法(11:00〜11:30) 野田賢 氏(NAIST)
[概要] プロセスの異常とそれによって引き起こされる兆候の関係から、アラーム信号の候補をシステマティックに選択する方法を紹介する。

昼休み(11:30〜12:30)

以下では、メンバーを複数のグループに分け、作業を行う。

3-3. デプロパナイザーのアラーム設計(12:30〜16:30)
[概要] デプロパナイザーでの異常をいくつか(2〜3程度)想定する。プロセスフローなどから、それらの異常が発生した時のプロセスの動的な挙動を推測する。シミュレータを用いて異常発生時のプロセスの動的な挙動を確認し、必要があれば修正する。想定した異常を検知するためのアラーム信号を選択し(特に方法は指定しない)、アラームの設定値を決める。シミュレータ上で異常を発生させ、アラームの発生状況をCAMS上で確認する。途中CAMSの操作法について説明する。

3-4. 全体ディスカッション(16:30〜17:00)
[概要] 各グループでの作業内容を代表者が報告し、ディスカッションを行う。

4. 第4回研究会日程予定:2008年8月22日(金)キャンパスイノベーションセンター東京