日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会
ワークショップNo.28 第4回研究会プログラム

1. 日 時: 2008年8月22日(金)10:00〜17:00


2. 場 所: キャンパスイノベーションセンター東京 多目的室1
(〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6, http://cic-hp.zam.go.jp/)

3. 研究会
3-1. エンジニアリング会社におけるアラームマネジメントへの取り組み(10:00〜10:45)
東洋エンジニアリング(株) 金山祐希 氏
[概要] アラームマネジメントに対するエンジニアリング会社の取り組み状況について、実例を交えながら紹介する。

3-2. EEMUAアラーム設計ポリシーの解説(10:45〜11:30)
横河電機(株) 小林靖典 氏
三菱化学エンジニアリング(株) 川原裕記 氏
[概要] EEMUA Publication No. 191が定める適切なアラームが満たすべき必要条件を整理し、エンジニアリング会社におけるアラーム設計ポリシーの実例を紹介する。

昼休み(11:30〜12:30)

以下では、メンバーを複数のグループに分け、作業を行う。

3-3. アラーム設計フィロソフィーの検討(12:30〜14:00)
[概要] “EEMUA Publication No. 191”や“The Alarm Management Handbook” には、アラームが適切であるための条件や目指すべきベストプラクティスは示されているものの、具体的な設計アプローチはそれぞれの設計者に委ねられている。ここでは、適切なアラームを設計するための設計フィロソフィ、アプローチについて議論する。

3-4. Cause-Effect分析に基づくデプロパナイザーのアラーム設計(14:00〜16:00)
[概要] オペレータがアラーム情報に基づき異常を診断するための方法にCause-Effect分析がある。ここでは、デプロパナイザーの具体的な異常原因の例に対してCause-Effect分析を行い、設計フィロソフィーに沿ったアラーム設計を試みる。

3-5. 全体ディスカッション(16:00〜16:30)
[概要] 各グループでの作業内容を代表者が報告し、ディスカッションを行う。

3-6. WS28の今後の活動方針について(16:30〜17:00)
三菱化学エンジニアリング(株) 山中史彦 氏
[概要] WS28の最終目標、想定される成果物について説明し、議論を促進するためのグループ活動、ISAでの標準化を目指した取り組みなど、今後のWS28の活動計画について議論する。

4. 第5回研究会日程予定:2008年11月27日(木)〜28日(金)奈良先端科学技術大学院大学