日本学術振興会プロセスシステム工学第143委員会
ワークショップNo.28 第5回研究会プログラム

1. 日 時: 2008年10月28日(火)10:00〜17:00
2. 場 所: キャンパスイノベーションセンター東京 多目的室4
(〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6, http://cic-hp.zam.go.jp/)

3. 研究会
3-1. ワーキンググループによる活動について(10:00〜10:15)
奈良先端大 野田 賢 氏
[概要] 三つのワーキンググループの活動目的および今後の活動計画について説明する。

3-2. ワーキンググループ活動(10:15〜11:30, 12:30〜16:30)

[概要] 希望する下記ワーキンググループに分かれ、それぞれのグループで活動を行う。

(1) ワーキンググループ1 (WG1)
テーマ:オペラビリティスタディに基づくアラームシステムの設計と評価
リーダー:野田賢 氏(奈良先端大)
内 容:オペラビリティスタディに基づくシステマティックなアラームシステム設計手法の提案を目指す。効率的なオペラビリティスタディの進め方、Cause- Effect Analysisに基づくアラーム信号選択、オペレータモデルによるアラームシステム評価などに取り組む。ケーススタディの対象プロセスとして、デプロパナイザーを取り上げる。

(2) ワーキンググループ2 (WG2)
テーマ:アラームコンフィギュレーションテンプレートの作成
リーダー:舞弓奈央子 氏(新日石化学)
内 容:代表的な単位操作を対象に、実プラントのアラーム設置事例データを収集する。個々のアラームの意味や必要性を議論しながら、標準的なアラームコンフィギュレーションを作成する。必要であれば、製造所内での調査やヒアリングを行う。また、継続的なアラームマネージメントを行うための組織体制についても議論したい。

(3) ワーキンググループ3 (WG3)
テーマ:アラームシステムの性能評価と解析技術
リーダー:高井努 氏(山武)
内 容:実プラントのアラームデータをEEMUA191の性能評価指標を用いて解析し、EEMUA191の評価指標の持つ意味、利点や欠点について整理する。また、EEMUA191の性能評価指標以外に有用な指標がないか検討する。より高度なアラームシステムの評価と質的適正化のためのデータ解析技術を提案する。

3-3. ワーキンググループ活動報告(16:30〜17:00)

[概要] ワーキンググループごとに活動内容を報告する。

4. 第6回研究会日程予定:2008年11月11日(火)(キャンパスイノベーションセンター東京)